チラシ(フライヤー)集客のコツがわかる!効果ある5つのポイント

チラシ(フライヤー)集客のコツがわかる!効果ある5つのポイント

チラシ(フライヤー)集客のコツがわかる!効果ある5つのポイント

新聞折込チラシやフリーペーパーなどで出稿する際の注意点

美容室や工務店、不動産などのサービスで新聞折込チラシやフリーペーパーへの広告出稿を行う機会も多いと思います。ほとんどの場合、次回行うキャンペーンやイベントの内容をデザイナーに伝えてあがってきたデザインをそのまま掲載することが多いのではないでしょうか。それで実際の反響、集客はいかがだったでしょうか。

月に5万円程度から数十万円程度の広告出費をするのに、あまり考えずに出稿してしまうと効果を感じられずに予算だけ溶かしてしまいます。これからお伝えするたった5つのポイントを参考にこれから広告を出す際の注意点としてみてください。

1.一つの広告に一つのトピックのみ

各業者がそれぞれ枠を使って広告を掲載するタイプの新聞折込チラシなどでは「パッと見」で目にとまる広告を作らないと見てもらえません。よくあるパターンでは広告費5万円程度で小さ目な枠。その中に「カット学生割開始」「カットモデル募集」「業務拡張のため居抜き物件募集中」「出張サービス有」など盛り込み過ぎている広告を見かけることがあります。お金を出して広告を出すからできる限り伝えたいことは伝えたいと思うかもしれませんがこれでは逆効果、見てさえもらえません。

上記2つの画像の1つめは小さい広告枠の中に様々なトピックがある例です。雑多な広告の場合、読み飛ばしてしまう可能性も高いため、2つめの広告のようにシンプルなものを心がけるのが大切です。

上記画像のように広告枠を広くとれる場合には1つの広告に1つのトピックだけではなくブロック分けをして複数の訴求をしても問題ありません。大事なのは広告枠のサイズに対して適切な広告を掲載しているかどうか。この点に注意して今までのチラシ内容を見返してみると「気づき」があるかもしれません。

2.「5W1H」をできるだけシンプルに考えてみる

よく広告やライティングなど様々な場面で用いられる「5W1H」は以下の要素を文章内(広告内)に取り入れるという手法です。
When:いつ
Where:どこで
Who:誰が
What:何を
Why:なぜ
How:どのようにして
この手法、実は当方でも当初は広告の内容会議をしていた時に取り入れていた手法でした。が、実際広告を作成するデザイナーに発注する際、広告内のテキストを自社で決めずに依頼すると「5W1H」がうまく伝わらず、よくわからないキャッチなどが入った広告案が上がってくる場合があります。

これはおそらく今までは意識せずとも「5W1H」に近い事ができていたとしても、いざあらためて「考えなおしてみる」と、思考の中に躊躇が生まれてしまい薄い内容でキャッチも弱い広告が出来てしまうようです。

「5W1H」を以下のシンプルな内容に切り替えてみる。
『誰に、何を伝えて、どう行動していただくか。』
チラシの多くは自社で展開しているサービスのお知らせ、キャンペーン開催のお知らせなどが多いと思います。その際、「5周年キャンペーン開催中!」とだけ記載して開催日時、場所、来店した場合の特典などのいずれかが記載されていない広告があります。例えばターゲットが「家事をされている女性」の場合、「タイムセール」を家事が落ち着く昼下がり14時に設定、「広告掲載のクーポン持参」で「10%割引」「平日限定開催、今週の金曜日まで」とあればお得な『限定感』も演出できた上、該当する方には「自分に向けて広告が出されている」としっかり受け止められる内容になっていると思います。

この「誰に、何を伝えて、どう行動していただくか」を踏まえて広告を作るだけでも今までとは違った良い広告になるはずです。


3.ターゲット層の予測ができたらチラシの種類を検討する。

広告の内容を検討する際に必要な「誰に向けて情報を配信するのか」という点はマーケティング的な細かなリサーチが必要な場合もありますが、現在までのお客様の層を覚えていれば、大まかなターゲットというのは予測できるかと思います。

例えば工務店の場合、主力のターゲットが子育て世代で相談されるのはご夫婦の場合が多いのであれば決定権者が奥様の場合が多いとしても「子育て世代のご夫婦向け」とターゲット予測して問題ありません。

ターゲットが予測できた場合に「いつも出している広告媒体」に依頼するのではなく、一旦、自社のエリア内に配布されているチラシ、タウン誌を全て集めて検討してみてください。

例えば以下の内容の媒体もあるかと思います。
・不動産物件情報誌(ポスティング)
・美容室がメインのおしゃれ系(新聞折込+店舗)
・タウン情報がメインの様々な媒体(新聞折込)
・中古車情報とタウン情報の様々な媒体(ポスティング)
などなど…
現在、新聞をとらない若い世代も多いようですが、店舗に平置きされている「美容室がメインのおしゃれ系媒体」と「タウン情報が媒体の様々な媒体」あたりに広告を出稿するのが「子育て世代の夫婦」に届きやすいかと思います。

もちろん、これも100%適格ではなく、掲載する期間や内容、回数によっても効果というのは大きく変わってきます。

広告で必要なのは1回の「決め打ち」で失敗と片付けてしまわず、なぜ反響が少なかったのか、次回に活用できそうな課題は何か失敗から学び継続するのが重要です。

4.QRコードで効果計測を行う。

広告には必ずQRコードを掲載してください。
一般的なQRコードには通常の「QRコード」と広告枠が小さくても掲載しやすい「マイクロQRコード」があります。

QRコード

マイクロQRコード(今回テスト作成のため読み込めません)

このQRコードが「効果計測」のカギなのですが自社のホームページのURLなどをそのままQRコードに変換しても効果計測はできません。そこで簡易的な「パラメータ」を付与するのが効果的です。

パラメータとは
少し難しい単語かと思いますが実際に行うことはシンプルな効果計測の方法です。Web広告の効果計測では一般的なパラメータですが実際にチラシなどの効果計測する場合には半角の「?」以降に任意の半角文字列を記載するだけです。

例:https://locus-focus.jp/
     ↓簡易パラメータ付与
https://locus-focus.jp/?20250101-ganntan-town-flyer

QRコードは以下のサイトで無料で作成可能です。
「QRのススメ」
https://qr.quel.jp/

パラメータを付与したQRコードを掲載した広告に過度の期待は禁物。ローカルのサービスを展開している店舗であれば一回の広告掲載(QRつき)でアクセス解析などから確認できる「QRコードからのアクセス」はゼロか1か2程度。やはり新聞折込やタウン誌への掲載は継続期間と回数が必要だということがこの点からもおわかりいただけると思います。

5.マイクロモーメントを意識する

マイクロモーメントは今の若者(に限らずだと思いますが)は何か調べたい事(買いたい、行動したいなど)があった時、すぐにスマホで情報検索を行います。それはGoogleやSNSのInstagram、YouTubeなど単体であったり、渡り歩くように検索をかける場合があります。その情報の取り方はじっくり読み進めるというよりはマイクロモーメント(一瞬)である可能性が高いです。

この点を踏まえて広告掲載を考えていくと、パッと見で判断される広告枠への掲載もわかりにくい、見にくいものだと一瞬で読み飛ばされてしまう可能性がある、ということです。

「Z」の法則はよく読まれている方?
チラシなどを読む目線の動きを「Z」の法則と呼びます。左から右、右からななめ左下へ、左下から右下と「Z」の文字を書くように動く目線です。これはチラシの片面1枚の場合も最初大まかに見る時にもZになりますし、気になる広告枠を見つけた時の読む流れもZである場合があります。これは「読まれた場合の意識」にはなりますが、例えば左上に「限定5名様限り!!」や「11月末までの期間限定!!」など限定感や特別感を出したキャッチがあると時として目を引く場合があります。そのため「どうせ読まれない」として広告を作るのではなく、読まれた場合はしっかり情報を受け取ってもらえるように情報の配置を検討する必要がある、ということです。

ザイオンス効果は広告掲載にも言えること
ザイオンス効果とは「単純接触効果」のこと。例えば今回の広告掲載のコツの中で何回か訴求しました「広告は継続期間、内容、回数が重要」という点ですが1回だけの広告掲載では単純接触効果は得られず何度か広告に接している内に認知や親近感などが芽生えてくる効果のことを言います。
そのためチラシへの広告掲載が魔法の杖のように効果を生むと勘違いされてしまう方だと1回の広告で反響が得られずがっかりしてしまう可能性があります。ここはじっくり腰を据えて中長期的な計画の元、キャンペーンやその期間、内容や企画、限定・特別感の出し方、それを配信するターゲットの予測をすることが重要だと思います。

わかりやすい広告だけが勝つ

広告の掲載について5つのポイントをお知らせしてきましたが基本的にはわかりやすく目を引きやすい広告が一番重要です。考えあぐねた結果、よくわからない広告になってしまわないように注意してください。また1~5までのポイントは全て当方が経験した中から生まれた実践的な内容ですので、すぐにこれからの広告掲載に活かせると思います。内容の中で「ここは実際にはどうやってやるの?」などご不明な点がありましたらお問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

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